Goldmind (1998, NEOS Productions)

先日紹介したビッグアイランド出身のアイランド・レゲエ・バンドHo’Aikaneのドラムス兼ヴォーカリスト、ラッパーのJamin Wongのソロ・デビュー・アルバム。Ho’Aikane参加から、7年後、まだ19歳だ。
この”Goldmind”は翌1999年のローカル・レゲエ・アルバムのトップ5に選出された。

このアルバムでは、キーボード、リズムのシークエンスといった、すべてのトラックのサウンドをJAMIN “The Chief Ragga”が手掛けていて、#7 “I’ll Be There For You”、#8 “Rain”ではFijiをフィーチャリングしている。

父がベースプレイヤーを務めるグループHo’Aikaneに12歳で参加したJaminは、ステージを重ねるごとに、その独特の感性でルーツ・レゲエ、ヒッポホップ、ラップ、ポップをマッシュアップして、自らのスタイルを構築し、オーディエンスにも広く受け入れられてきた。さらには、ロンドンベースのレゲエ・ミュージシャン、Pato Bantonとワイキキ・シェルでステージを共にした時に”The Chief Ragga”と命名された。
彼はその独創性で、ローカルのレゲエ/ラップの基準を国際的なレベルに引き上げたと評価されている。

彼がスタジオやコンサートで共演、コラボレーションしたアーティストたちは、Aswad, Wyclef, Jimmy Cliff, Steel Pulse, Maxi Priest, Shaggy, Big Mountain, Third World, Shinehead, Ziggy  Marley & The Melody Makers, Snoop Doggy Dog, Dr. Dre, The Wailers, Black Uhuru, UB40, などなど、数え上げたらきりがないほど。

“The God Father of Hawaiian reggae”と呼ばれるBUTCH HELEMANOをはじめ、 KAPENAWILLIE KMANAO COMPANYBRADDA WALTAHNATURAL VIBRATIONS、B.E.T.、SUDDEN RUSHといったアイランド・ミュージックの大物たちと比較しても決して引けを取ることのないHo’Aikane、そして、JAMINの残した実績を改めて振り返ると、その評価の低さには疑問を抱かざるを得ない。(単に、日本に伝わってないだけなのか?)

  1. Intro
  2. Mr. Wong
  3. Positive Vibe
  4. The Natural
  5. Good Man
  6. Burning Fever
  7. I’ll Be There For You
  8. Rain
  9. Sunshine
  10. Forever
  11. Statement
  12. I’ll Boogie
  13. Genocide
  14. Goldmind