“Where I Live, There Are Rainbows”から2年。
アルバム・タイトル”E Hula Mai Kakou”は、「踊りましょう」という意味。
「前作がポップス寄りで今風なものだったので、新作は自分たちのルーツにこだわっって、自分たちの歴史や生き方を、歌と踊りで伝える伝統的なフラに一度、戻したかった」とメンバーがインタヴューで答えている。
「ハワイは文字のない文化だったから、言葉遣いは正確でなければだめ。とりわけダンスがコミュニケーションにとって重要だから。」それ故に行き着く先は、彼女たちの原点であるフラでなければならなかった。
そして、そんなコンセプトを具現化するために選ばれたのがNa Palapalaiのプロデュースで一躍、フラ・シーンで名前を揚げたShawn Pimentalだった。Shawn Pimentalはギター、ウクレレ、ベースなど主だったオケの骨組みを担当し、ゲスト・ミュージシャンには、ギター、ウクレレにShawn Ishimoto、キーボードとエンジニアでMichael Grandeの名前も。
収録された楽曲は、Nano BeamerやKahauanu Lake、George Naopeといったレジェンドたちの作品のカヴァーもあれば、Kainani KahaunaeleやメンバーのLehuaが書いた現代のフラ・ソングもあり、単にハワイアン・クラシックをなぞった作品となっていないところがNa Leoらしいところと言えるだろう。
参考までに、各楽曲の作者クレジットを
- Do The Hula
Written-By – Don McDiarmid - I Ola Kākou Nā Hawaiʻi
Written-By – Maile Vargo*, Violet Hughes - Misty Rains And Lehua
Written-By – Kahauanu Lake, Maddy Lam - E Huli Hoʻi Mai
Written-By – Kainani Kahaunaele - Pua Tuberose
Written-By – Kimo Kamana - Pua Maeʻole
Written-By – John “Squeeze” Kamana - Aloha Māmā
Written-By – Puakea - Lei ʻAwapuhi
Written-By – Lehua Kalima Heine - Kīpū Kai
Written-By – Maddy K. Lam*, Mary Pukuʻi - Ka Nani Aʻo Kaʻū
Written-By – George Lanakilakeikiahialiʻi Naope - Ka Mele Kuhikuhi
Written-By – Maile Lum Ho Vargo - Pūpū Hinuhinu / Ka Huli Aku
Written-By – Nona Beamer