1970年代後半に大人気を博したが、、、そんな彼らC&Kに手を差し伸べたのがポニーキャニオン。
このアルバムのバックボーンにはそんな構図があったのではないか?
日本は、彼らにとって大きなマーケットの一つだしね。
一定の年齢層のファンには安定の知名度が見込めるC&Kの名前で、そう言った層にアピールできるAOR的な名曲の数々をカヴァーさせる。勿論、本人たちの書き下ろしも含めての全10曲だが、C&Kのいずれかが手掛けたのは10曲中4曲。
残る6曲は、メジャーどころのアーティストのヒット曲のオン・パレード!詳細は、以下のソングリストを参照願いたいが、その極みが”Sukiyaki”だろう。
とは言え、メジャーなアーティストたちのメジャーな楽曲のカヴァー集とは言え、ギターに絡んでくるハーモニカの感じとか、2人のハーモニーが生み出す独特のヴァイブは終始一貫していて、彼らしか作り出せない世界観を構築している。
本人たちも、その出来栄えが気に入ったと見えて、ハワイでもほぼ同じタイミングで、自らのレーベルから発売している。
全編、お馴染みの現地ミュージシャンを起用してのハワイレコーディング。
クレジットは以下の通り:
Cecilio Rodriguez: Vocals & Electric/Nylon string Guitar, Hermonica
Henry Kapono: Vocals & Ka’ahue acoustic Guitar
David Choy: Flute
Kit Ebersbach: Keyborads
Jess Gopen: Drums & Paiste Cymbals
Bruce Hamada: Bass
Stephen Jones: Bass
Jon Porlas Jr.: Percussion
Greg Saedinha: Steel guitar
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