先日紹介したアルバム”Hawaiian Songs“からの連想ゲームで、このアルバムがあるのを思い出した。
あのニューエイジなピアニスト、ジョージ・ウインストンが設立したハワイアン・スラックキー・ギター・ミュージックを代表するレーベル、Dancing Catの音源を、絵本作家でハワイアン愛好家の笹尾俊一氏が監修・セレクションし、ジャケットも手掛けた1枚。
本作ではサニー・チリングワースやレイ・カーネ、ケオラ・ビーマー、シリル・パヒヌイといった日本でも馴染みのアーティスト13名の演奏を16曲収録している。（詳しくは、下のソングリストでご確認を）
現在、Dancing Catのサイトでは16名のスラック・キー・ギタリストを紹介しているので、全てではないにせよこのレーベルを横断的に紹介したラインナップと言えるだろう。
ハワイ特有のオープン・チューニングなギター奏法であるスラック・キー。
奏者によって奏法も様々だが、簡単に言えばギターの弦をゆるめて弾く独特の奏法。
リラックス・ムードたっぷりなスラック・キー・ギターのサウンドで、正調ハワイアン・パニオロ・ソングから、ハワイファンにはおなじみな“カイマナ・ヒラ”や“ホノルル・シティー・ライツ”、またハワイでも日系人を中心にポピュラーなナンバー“ここに幸あリ”等も収録。まぁ、ゆるゆるの73分間ｗ。
ちなみに、このジャケットのイラストはプリントされ、国産アロハ・シャツ・メーカーのSun Surfから同名の”Mele Hawaii”として発売もされていた。
01． ヒイラヴェ / サニー・チリンワース
02． ポ・マヒナ / シリル・パヒヌイ
03． ヘ・エイア / デニス・カマカヒ
04． ウィー・ハー・スウィング （ライヴ） / レッドワード・カアパナ
05． ワ・オケ・アニアニ / レイ・カーネ
06． カウアノエアヌヘア / ジョージ・カフモク Jr.
07． フラ・ブルース / バーニー・アイザック & ジョージ・クオ
08． ニュー・オピヒ・モエモエ / レナード・クワン
09． イミ・アウ・ラ・オエ（キングス・セレナーデ） / サニー・チリンワース
10． ホノルル・シティ・ライツ / ケオラ・ビーマー
11． エ・ママ・エア / シリス・パヒヌイ & ボブ・ブロッズマン
12． ワイマナロ・ブルース （ライヴ） / ジェイムス・ブラ・パヒヌイ
13． オールド・パニオロ / ジョージ・クオ
14． カイマナ・ヒラ / デニス・カマカヒ & マーティン・パヒヌイ
15． ここに幸あり（ヒア・イズ・ハピネス） / オジー・コタニ
16． ハワイ・アロハ / レイ・カーネ