1990年代に、瞬く間にハワイアン・コンテンポラリー・ミュージック&フラ界を担うスーパースターの地位に上り詰めたKeali’iが2000年代にぶちかました「これでもか!?」なコンセプトアルバム。
わかりやすく話題となったのは、Beginと森山良子さんの楽曲「涙そうそう」をハワイ語でカヴァーした”Ka Nohona Pili Kai”が大ヒットしたこと。このことで、Keali’iは自らの立ち位置をさらに盤石なものとした。
このアルバム”Ke’alaokamaile”は、ハワイ島北Kohalaで生まれ、幼い時に父を亡くし、Maui島のノースショアにある叔母の家に養子として引き取られ、2000年にその84年の人生の幕を閉じたKeali’iのおばぁさん、Kamaile Puhi Kaneさんの人生を改めて振り返りつつ、Keali’i自身のアイデンティティーも再確認するかのようなコンセプチャルな構成になっている。
Kapono Beamerが、Co-producerであり、#3ではギターで参加。UkuleleでWillie K, #8にはfeaturingで Na Palapalaiの3人が、また、#11には、featuringでHo’okenaがクレジットされている。