ケネス・マクアカネというミュージシャン/プロデューサーは、「プロデューサー・オヴ・プロデューサー」とか「ハワイのベイビーフェイス」と呼ばれるほどの大ヒットメイカー。
ナ・レオ、ハパ、エイミー・ハナイアリイ・ギリオム、ライアテア・ヘルムなど数多くのミュージシャンたちとレコーディングをし、これまでに手掛けたアルバムは150枚以上にのぼる。
また彼の作曲した楽曲は、ブラザーズ・カジメロ、カペナ、ロイヤル・ガーナーなどに提供され、その数は1500曲以上になるといわれている。
ケネス・マクアカネは、ナ・ホク・ハノハノ・アウォーズに於いて、これまでに150を超えるノミネートを受け、プロデューサー・オヴ・ジ・イヤー、ソング・オヴ・ジ・イヤー、グループ・オヴ・ジ・イヤー、ハワイアンアルバム・オヴ・ジ・イヤー、リリジャスアルバム・オヴ・ジ・イヤーなど幅広い部門で受賞し、2015年にはHARAの名誉ある生涯功労(ライフタイム・アーチーヴメント)賞を受賞した。
これらの中には1990年に自らも参加していたグループ、パンダナス・クラブでの4部門受賞や、ナ・レオのアルバムで複数年度に渡っての受賞なども含まれている。
先に紹介している、ハワイのアクト・アゲインスト・エイズ・アルバム「ライフソングス」でもプロデューサー賞を獲得している。
特に、パナダナス・クラブは、ケネスが1970年代に立ちあげた革新的なフラ・ミュージック・グループとして活動を開始。トラディショナルなスタイルを継承しつつ、コンテンポラリーなハワイアン・ミュージックを世に広め「エ・ワイアナエ」を筆頭に「エ・クウ・スゥイーティー」等、数々の曲がフラダンスでカバーされる楽曲のスタンダードにもなっていて、メリー・モナークの定番曲となっている。
ちなみに、ケネスのサイトに、彼の受賞歴のまとめがあったので、詳しく知りたい方はこちらへ、、、23個もリストされている。
そんなケネスによって書かれた楽曲を1枚のCDとして集めたのが、このアルバム。
- ‘O Violeka / The Pandanus Club
- Candle In The Night / Na Leo Pilimehana
- E Wai’anae / The Pandanus Club
- Ho’oheno I Ka Pu’uwai / Kawaiola
- Miss Aloha Hula / Ka’eo
- Your Baby Dreams / Gary Haleamau
- Sway It Hula Girl / Loyal Garner
- My Sweet Pikake Lei / Ka’eo
- Pili Mau Me’Oe / The Pandanus Club
- Home Is Where My Heart Will Always Be / Loyal Garner
- Try As I Might / Sam Kapu
- Maui On My Mind / Mango