モロカイ島出身のライアテア・ヘルム。本名は、ライアテア・モキハナ・マイレ・ヘルム。
2002年に、若干16歳でアルバム「ファー・アウェイ・へヴン」でデビューするや、ウクレレ片手にその透き通った「leo ki’eki’e」（女性ファルセット）のスタイルで正統派のハワイアン・ミュージックを歌う姿に、たちまち、レナ・マチャド、レイナアラ・ハイリ、アンティ・ジェノア・キアヴェなどのレジェンド・シンガー達の後継者であるという評価を得た。
このセカンド・アルバム「スウィート＆ラヴリー」ではナ・ホク2部門受賞に加え、グラミー賞ハワイアンミュージック・カテゴリーで女性ヴォーカリストとして初めてノミネートされている。
2作目にして早くもセルフ・プロデュースのこのアルバムではギター＆ベースにホク・ズッターマイスター、ウクレレ、ブライアン・トレンティーノ、スチールギターにはケイシー・オルセン、そして、キーボード＆ストリングス系でデイヴ・タシアローン “Dave Tacciarone”といったミュージシャンたちが中心となって音作りをしている。ゲスト・ヴォーカルとしてケアリイ・レイシェルも参加している。
これまでに、トータルで2度のグラミー賞ノミネートと、6度のナ・ホク受賞歴がある。
ちなみに、レジェンドなシンガー、ジョージ・ヘルムは叔父さんにあたる。