Leilani Rivera BondはKumu Hulaで、カウアイを代表するミュージシャンの1人でもある。この”Na Hana A Ke Aloha” は、Leilaniにとって3枚目のアルバムで、フラ関係では人気の1枚。
収録されているのは、ほとんどがハワイ語の歌でトラディショナル・ソングをはじめ、チャントと呼ばれる詠唱も含まれているが、驚くのは日本語で歌われる楽曲が1曲含まれていること。
それが、また流暢で全く違和感のない発音というか、ナチュラルな歌い回し。
本人によるライナーノーツによると、コンサートツアーで来日中に共演した日本のデュオLaulaが歌う美しい曲をすっかり気に入って、ハワイアン・スタイルに翻訳して、アレンジしようと何度も試行錯誤したが、結局、この曲は日本語で、オリジナルに近いスタイルで歌う方が良いという結論に達して、日本語で歌うことにしたそう。
それが、#6の”Koi”で、原曲は森山良子さんの「恋」。そして、苦労しつつも、この新しい経験を通じて、アルバムタイトルである、Na Hana A Ke Aloha – The Works Of Loveというコンセプトに到達して、このアルバムがまとまったのだとか。
かつて、IZが唄って大ヒットした#3 “Kamalani”は、Leilaniのお父さんで、カウアイの音楽の父とも言われるLarry Riveraが作詞作曲した楽曲。Amy Hanaialiiの#5″Palehua”や、 Kealii Rachelの#11″E Ho’i I Ka Pili”も収録されている。
参加ミュージシャンは:
Gordon Freitas – Guitar, Ukulele
Casey Olsen – Steel Guitar
Malani Bilyeu – Vocal on #8 “Kou Aloha Mau A Mau”
といった顔ぶれ。
- Na Hana A Ke Aloha
- He Mele Aloha No Ka ‘Ulu
- Kamalani
- Huhulu Ii Ka Hulu O Ka Manu Ua Nani Ha’ena I Ka ‘Ehukai
- Palehua
- Koi
- Waimea Cowboy / Hawaiian Rough Riders
- Kou Aloha Mau A Mau
- Ku’u Pua Tuberose
- Aue Ra Taku
- E Ho’i I Ka Pili
- ‘Ekolu Mea Nui