Hawaii + Okinawa = Hawaiinawa
というわけで、「Songs Of Okinawa Flavored In The Language & Music Of Hawai’i~ハワイの言語と音楽に彩られた沖縄の歌」とサブタイトルされたこのアルバムは、叙情的ハワイ語に、そして、音楽的に翻訳された沖縄の歌を集めたTeresa Brightのアルバム。
沖縄、そして、ハワイ共に、独自のルーツを持った祖先達が古代の首長のもとで、独自の王国を築き、長い歴史を重ね、同じような気候の中で生活し、海に生きる人として、お互い尊重し合って平和に生きてきた。
このアルバムのコンセプトは、沖縄の美しい歌とハワイの甘く優しい言葉と味わいを絡ませること。
Ozzie Kotaniのキホアル(スラック・キー・ギター)をメインの楽器として使用し、そこに、Teresaたちのウクレレと三線(さんしん)で、それぞれの独自のフレーバーをふりかける、そんな手法で楽曲の再構築は進んでいったと、Teresa自身がライナーノーツで解説している。
参加ミュージシャンは、Ben Vegas、Dwight Kanaeがギターで、Bobby Iganoはスチールギターとベースといった具合に適材適所のキャスティングだ。ミックス含めたサウンドの取りまとめはお馴染みKit Ebersbachで、このアルバムは、Teresa自身のレーベル”Teresa Bright”の記念すべき第1作目でもある。
このアルバムを締めくくる#13 “Aloha Ka Aina E”は沖縄の人たちが初めてハワイの土地に到着したのを祝った歌だそうだ。
- Nadasousou
- Aia I Ka Nani – Asadoya Yunta
- Ka’ililauokaipo – Chimuganasa
- Kamakani – Kaze
- Pua Pakalama – Teinsagu No Hana
- Kamalani – Warabigami
- Pua Laha’ole – Nangoku Sodachi
- Na Lima Hana O Ka Aina – Shimayakaraa
- Pakakou – Bashoufu
- Pua Ka Ipo – Hana
- Nani I Ku’u Aina – Shimajima Kaisha
- Ninaikaini Matsuri
- Aloha Ka Aina E