Po’Okelaは、Steel guitar,とVocalのGreg Sardinhaをリーダーとして1995年に結成された、主としてハッパハオレをレパートリーとするグループ。
Gregのサイトによれば、Greg以外のメンバーはハワイアンとコンテンポラリーなバックグラウンドを持つ”a pool of musicians”と表現されていることから、特定なメンバー構成をしておらず、随時、メンバーを揃える形で活動しているようだ。
このアルバムのレコーディング時は、Lead vocals, Bass guitarにWillam “Baba” Alimoot、Rhythm guitarとVocalにRick Rickardがクレジットされているが、収録曲は完全なるハッパハオレののオン・パレード。
ワイキキのホテルのラウンジで、まったりとトロピカル・カクテルを楽しんでいる雰囲気を自宅で再現したい方にはピッタリの1枚。
それもそのはず、彼らは、オールディーズやR&Bも得意としていて、コロナ前は、毎週火曜日はハレクラニで、毎週金曜日の午後には会員制高級ゴルフコースのホノルル・カントリークラブで定期的に演奏していたようで、その他、知事公邸での公的な行事、ミスユニバースページェントが主催するイベント、NBCスポーツをはじめ、地元の結婚披露宴、卒業パーティー、ルアウなどでも幅広く活動している様子。
観光的ハワイアン・コンテンポラリーをわかりやすく、かつ、聞き手の期待通りに演奏してくれるグループだ。
ちなみに、本作のレコーディング・メンバーのWillam “Baba” Alimootは近年、ウクレレメーカー”Kamaka”のオーナーであり、ベーシストとしても活動しているChris Kamakaと、ふたりともレフティーであることからHema Pa’a (strong left) と名付けられたユニットで、比較的トラディショナルなハワイアンをプレイする活動している。
- Golden Sands of Waikiki
- Royal Hawaiian Hotel
- Blue Hawaiian Moonlight
- Medley:Grass Shack~Aloha Week Hula~Auhea Oe
- Waikiki
- Hawaiian Wedding Song
- Medley: My Wahine and Me~My Tropical Baby
- Medley: Hawaiian Hospitality~Keep Your Eyes on the Hands
- Singing Bamboo
- Blue Hawaii
- Kaimana Hila