Pound 4 Poundは、CDジャケットにあるように、”Molokai 100% Grown”なグループ。
Eddie Grantの82年のヒット曲”I Don’t Wanna Dance”で幕を開けるアイランド・レゲエの1枚。
かと思えば、カントリーのBrooks & Dunnの92年のヒット”Neon Moon”のカヴァーを採用したり、ハワイのトラディショナルを2曲収録したり、なかなかのバランス感覚を見せつつも、自分たちのペンによるオリジナル6曲をまとめた、デビュー作にしては、安定感さえ感じさせる出来栄え。
ゲスト・ミュージシャンのクレジットには、Nathan AweauやWendell Chingらの名前も確認できる。
- I Don’t Wanna Dance
- Honi Honi
- Nani O Kaua’i
- Neon Moon
- Pelekane
- Grace’s Song
- Sweet Love
- Manu O’O
- Tired of Me
- Aloha Kai’mi
メンバーは:
John Pele: Drums/Percussion
Shane Dudoit: Keyboards/Guitar/Vocals
Jack Stone: Ukulele/Vocals
Dani Reyes: Bass/Vocals
Allin Dudoit Ukulele/ Guitar/ Vocals
の5人でクレジットされているが、このアルバムのプロジェクトが動き始めて1ヶ月後に、オリジナルメンバーだったKaimi Mamuadが23歳の若さで他界し、#10の”Aloha Kai’mi”は彼に捧げたレクイエムとなっている。