IZこと、イズラエル・カマカヴィヴォオレ(5/20/1959〜06/26/1997)は、ローカルヒーローとして人気の高かった「大型」ミュージシャン。彼は、身長約190センチ、死亡時の体重は400キロを超えていたともされる巨漢で、その肥満故に38歳という若さで、早すぎる死を迎える事となった。
彼のソフトな歌声のやさしさとは裏腹に、彼の歌うハワイアンとしてのアイデンティティーやプライドは、ハワイの主権回復運動の牽引役としてもみなされるようになり、ロコからは親しみを込めてBradda IZ(ブラダ・イズ)と呼ばれた。
彼の経歴や功績は改めてCDを紹介する際にでもまとめようと思うので、ここは簡潔に。
本作は、もともとは1995年にローカルTV局KGMB9で放送された番組が、IZの死後、DVDとして発売された作品。
本人のナレーションで進行してゆく約50分の作品
自己紹介的なひとり語りから始まり、マノア・ヴァレーのワイオリ・ティー・ハウスでカニカピラ・スタイルで収録された#2〜#5
#6〜#8は、1人、ワイマナロ・ビーチでウクレレとともに弾き語る。
そして、#9~ハワイ島のミロリイ・フィッシング・ヴィレッジ でのライブ。
リラックスしまくったロコのオーディエンスの表情がとても良い!
こういうシチュエーションで演奏されるHawaii Alohaは滲みる曲です。
収録曲
- E Ala E
- Henehene Kou’ Aka
- Kamalani
- Man Who Ride Mountains
- Green Rose Hula
- Pupu o Niihau
- Ka Pua Ui
- White Sandy Beach
- Hokulea Star of Gladness
- Maui Medley
- Ua Mau
- Margarita
- Hawaii Aloha
- Hawaii ’78