Keola Beamerにとって、この”Kolonahe”は、Dancing Cat Recordsから4枚目となるアルバム。
“Kolonahe”は「穏やかで心地よい風」という意味を持つハワイ語。
“Kolonahe”のコンセプトはこんなふうにKeolaの下にもたらされたという。
Keola自身が、ある日の午後に、人里離れたマウイの渓谷でハウの木の下に座って、その静けさや空間を楽しんでいた時、突然に、その周辺の樹木も草木も小石さえも、全てのものを優しく撫でる様に微風が吹き、一瞬にしてその輝きを違ったものにして見せた。そんな優しくて不思議な力をもたらしてくれる特別な風は昔から”Kolonahe”と呼ばれ、その姿は決して見えないけれど、まるで音楽の様に我々の心に安らぎと平和をもたらし、その存在を確かに感じさせてくれる素晴らしいものなのだ。そして、「風」という自然のエレメントはハワイの音楽にとって最も大切なイメージの 1 つでもある。
そんな「優しい風」にインスピレーションと着想を得たKeolaは「風)」に関する、または風に触発されたお気に入りの13曲をこのアルバムに収録した。
彼が得意とするKihoaluのギターは当然のことながら、古代ハワイのチャントから現代のインストルメンタルまで、ゲストに迎えた、レーベルのオーナー、George WinstonやModern Mandolin Quartetのメンバー達と共に多種多様なサウンドをブレンドをして見せた。
下記のソングリストの方が、Keolaの立ち位置やゲストの参加が分かりやすいため重複するが掲載しておく。
- Ku’u Lei Awapuhi (vocal)
- Shaka Slack Key (instrumental with George Winston on guitar)
- Maika’i Ka Makani O Kohala (How Fine the Wind of Kohala) (vocal)
- The Beauty of Mauna Kea (vocal with George Winston on piano)
- Pele Trilogy (vocal)
- Maui Waltz (instrumental)
- Kauhale O Kamapua’a (instrumental with George Winston on piano)
- He Wahine Hololio (vocal)
- Blue Water Dolphin (instrumental)
- He Aloha Mele (vocal)
- Ipo Lei Manu/He’eia (vocal)
- Honolulu City Lights (vocal)
- Ka Makani Kä’ili Aloha (vocal with George Winston on piano)