Na Hoku Hanohano Awardsの常連でプロデューサーとしても活躍するSean Na’auaoのアルバム。トラディショナル・ベースのコンテンポララリー・サウンドとレゲエ・ベースのアイランド・サウンドの両面の魅力がたっぷりと味わえる作品だ。
Sean Na’auao名義のアルバムとしては6作めなのだが、日本で言うと、本作がSeanのデビュー作ってことになるみたい。
歌もギターもウクレレも、基本Sean Na’auao自身が全てプレイしているが、ゲスト・ミュージシャンとしてクレジットされているのはSteel GuitarのGreg Sardinhaと#10でラップを聴かせてくれているKeala from Sudden rushだ。
この人のアレンジの素晴らしさ、面白さはトラッド曲である“Holo Holo Ka’a”のやたらに早いテンポや、アイランド・レゲエを大胆に取り入れた“Papalina Lahiahi”によく現れている。
このアルバムの別の注目ポイントは、日本では特にフラソングとしても有名なタイトルチューン”Ke ‘Eha Ke Aloha”。
“Ke ‘Eha Ke Aloha”は、コンポーザーとしても名高いクムフラのFrank Kawaikapuokalani Hewett氏による楽曲で、ハワイ島のマウナケアに住む 雪の女神 ポリアフの切ない恋にまつわる伝説をベースにしたもの。
- Ka Ipo Lei Manu
- Holo Holo Ka’a/Mokokaikala
- Ka ‘Eha Ke Aloha
- Ka Moa’e
- Ni’ihau O Kahelelani
- Papalina Lahilahi
- He Lei Makana
- Waikiki Hula
- Backyard Slack
- No Hawaiians, No Aloha
- I’ll Never Love This Way Again