2009年デビューのKolohe Kaiのサード・アルバム。
Kolohe Kaiとは、Kolohe=やんちゃ、悪ガキ的な意味で、Kaiはご存知、海=うみ。ローカル育ちのリードヴォーカルで”リーダー”のRoman De Peraltaにとって海は、生活の一部で、勿論、”パラダイス”でもあり、良くも悪くも予想不可能で”やんちゃ”な海から生まれた、サーフィンの曲、アイランド・ライフの歌、恋の歌、失恋の曲、、、そんな10曲が詰め込まれたアルバム。
Kolohe Kaiは、すべての作詞作曲も手掛けるRoman De Peraltaの実質的には、1人ユニット。
本作では、プロデューサーに、Opihi PickersのImua GarzaとKapenaのKapena De Limaを迎え、ほぼ半々にエンジニアも担当している。このキャスティングからウクレレ・オリエンテッドなサウンドか?という我々の想像を、うまく裏切って、かなりコンテンポラリーで、バラエティーにとんだアプローチを楽しむことができる。
アルバムのトップを飾る”Good Morning Hawaii”ではKimie Minerが、#4 “Paradise”ではKapenaの妹(かな?)、Leolani De Limaの女性ヴォーカルがいいアクセントを付け加えている。
この軽やかでポップで、アイランド・レゲエ・テイストなKolohe Kaiサウンドは、”KQMQ””KCCN”といったローカル・ラジオ局でヘビーローテーションとなっていて、ローカルの若者たちの熱い支持を集めている。
このアルバムは、もはやCDという形態では流通していないようだ、、、