Imuaは一昨年の7月にGreatest Hits Vol.1を取り上げていて、そこでこのグループの総括的な情報を大方書いてしまったので、改めて新しい情報があるわけではないのだが、このブログを始めて丸2年も経つと、手持ちのCDもアーティスト的にはほぼ1巡して、別のアルバムを紹介する必要が出てくる。
そんな訳で、今回はImuaの2ndアルバム”Live Aloha”をご紹介。
アルバムのタイトルチューンで、ラジオでもヒットした”Live Aloha”に代表されるように、あくまでローカルのスタンスで、ハワイの素晴らしさをさらっと歌い上げる姿勢は、彼らの一貫したスタイルでもある。
自己紹介文に「僕たちはガレージの錆びた古い椅子と音楽への愛から生まれた」と”Backyard Style”もしくは”Kanikapila Style”な成り立ちを改めて紹介し、そうして生まれた自分達の音楽を聞いてくれるみんなとシェアし、みんなが笑顔になってくれることが最大の目標だと明言している。
デビュー作”Endangered Species(1998)”に続く本作まではオリジナルメンバーのDave Dunaway、Albert “Baba” Akiona、Samson Ah Mook Sangのトリオ編成で制作されているが、2年後の2002年の”Next Generation”以降は、Daveと”Baba”のデュオで活動し、2004年のクリスマス・アルバム”Shaka Kalikimaka”で活動を終了している模様。
先に紹介した”Greatest Hits Vol.1″は2006年のリリースで、「総集編」的な意味合いが大きかったのだろう。
このアルバムも(まぁ、Imuaの活動を通してだが)、サウンドプロデュースのキーマンはレーベルの社長でもあるAaro Kimuraでベース、ギター、ウクレレと多才に彼らのサウンドをサポートしている。
ゲスト・ミュージシャンとしてクレジットされているのは、Ben Vegasがウクレレで、Jon YamasatoとEarnie Cruzらがギター、Garin Poliahuがシークエンスのプログラミングで参加、、、やはり、Aaronファミリーがしっかり支えてる陣容が見て取れる。