このグループも、ライナーノーツを”羅針盤”にして、情報を拾い集めるしかないタイプのアーティスト。
メンバーは:
Joshua Kahula: Guitar, Vocals
Jason Kaleo Phillips: Guitar, Vocals
Dana Pi’ilani Arias: (6 string) Ukulele, Vocals
マウイ出身の3人組で、そう思って眺めるとジャケ写の撮影場所もハレアカラっぽいw
Pono.の楽曲は、藤崎さん選曲の映画フラガールのイメージアルバム”Hula Style Music”にも1曲収録されている。
その収録曲”Wailkaloa”とは、マウイ島の秘境”ハナ”にある黒い砂のビーチでも有名な集落の名前で、その美しさを歌った”Wailkaloa”はフラ界で人気曲だそう。他にも、そのままずばり”Hana”という曲も演奏されている。
ハワイ語タイトルの曲は、ファルセット多用な伝統的ハワイアン・ミュージックな方向性。
かと思えば、英語タイトルの曲は爽やか系アコースティックAORな響きの曲が多くて「好青年」な印象を受ける。
さらっとJohn Mellencamp (Van Morrison)の”Wild Night”やJohn Caffertyの”Boardwalk Angel”のカヴァーなんかも混ぜ込んであって、現代っ子な側面も垣間見せてくれたり。いずれにせよ、ダビング少なめのスッキリした楽器のアンサンブルと繊細とも感じるコーラス・ワークで終始爽快な印象の1枚。
このアルバムの制作元であるRip Tide Recordsも、マウイのカフルイ近辺にあるレーベルで、Raiateaのデビューアルバム “Far Away Heaven(2003)”やPound 4 Pound ”Back For Second(2001)”なんかもリリースしている中堅っぽいレーベル。
あ。Neil Youngが偏執狂的に音質を追求した高級オーディオ・プレイヤーとはなんの関係もありませんよw
- Home Of Mine
- Panoa Ka Liko Ka Lehna
- Boardwalk Angel
- Its All Gone
- Kaulana Kawaihae
- In Your Eyes
- Waikaloa
- You Have The Right To Remain Silent
- Wild Nights
- Hana
- He Puawehiwa
- Aloha No Na Kupuna O Maui