2014年に、Keikilani Lindseyというハワイ島のスラック・キー・ギターリスト/シンガーが、”Mele ‘uhane”というソロアルバムをリリースした。2016年には、Leokalani Lindseyというスラック・キー・ギターリスト/シンガーが ”Here Comes Treble”というソロ・アルバムをリリースした。
KeikilaniとLeokalaniは、父と息子であり、ハワイ島で5代続いたパニオロの家系だという。
この2人が、2015年にユニットを結成して”Mele ‘Uhane”と名乗り、カウアイ島をテーマとした”The Garden”というアルバムをリリースした。
このアルバムには、シリル・パヒヌイ、マイケル・ラフ、そして、ジョン・クルーズもゲストとして参加し、翌年のナ・ホクに3部門でノミネートされた。ジョン・クルーズの参加したAmenという曲は、あくまでもボーナストラックとして表記されている。
2人のギタープレイスタイルは、あまりスラック・キーを感じさせる響きではなく、一般的なチューニングによるコード・ストロークに聞こえるものが多い。アレンジ的に、「チャント」や「イプ」を使用して、ハワイ文化、歴史へのリスペクトを表してはいるが、エレクトリック・ギターを積極的に使用する曲もあり、現代的なフォーク・ロックな側面も垣間見せる。父、Keikilaniのヴォーカルがケニー・ロギンスを思わせるような節回しを聞かせることもあり、”Loggins and Messina,with poi!”と評されることもあるようだ。。。わからなくもない表現w
このグループ、”Mele ‘Uhane”は2017年に”Anaspond”というアルバムをリリースし、2018年のナ・ホクでは、オルタナティヴ・アルバム・オヴ・ジ・イヤーにノミネートされる。その後、”Mele’ uhane”に次男のDaniel (Kaneala)が加わって、ユニット名を”Anaspond”と改名して活動を続けている。ややこしいだろぅw
- Oli Aloha No Kaumūali’i
- ‘Ula Nōweo
- Kaua’i
- Milimili
- Sweet Moani
- ‘Anianiau
- Hanalei
- Lei Mokihana
- Kōke’e Me Kalalau
- Kūloku
- Kapa’a Kruz
- Mālamaikea’o
- Amen featuring – feat. John Cruz