なんか、意図せずではあるものの、ビッグアイランド案件(w)が続いているので、もうちょっとビッグアイランド案件を押してみようと思う。
タイトルを見て???と思われる方も多いかも?だが、あのハワイの日本人向けフリーペーパーの草分け、アロハストリートとタイアップして、コハラのチャールズ・マイケル・ブロットマンが日本人向けに選曲をしたアコースティック・サウンドのコンピレーション。BGM11とは打って変わって、敢えて、フラ路線ははずし、ビートルズ、ジェイムス・テイラー、C&K、ビーチボーイズなどのカバーを半数以上選曲している。中には、サザンの「真夏の果実」もあったりして、しっかり日本人ターゲットの心意気も示してくれている。
あ、そうそう!なぜ?アロハストリートなのか??というと、このCDがリリースされた2007年当時、コハラなどの国内リリースをライセンスしているレーベル、スパイス・オヴ・ライフは、一時的に(あの)アミューズ内に在籍していた。
そのアミューズが、当時、ウェブ関連のコンテンツをあれこれ開発中で、そんな中の一つに「アロハ検定」と呼ばれるものがあった。一時、流行った「ご当地検定」ハワイ版ではあるが、単なる検定コンテンツにはせず、幅広くハワイ・プロダクツをプロモートして、付随するコンテンツを巻き込みながら、大きな「うねり」を産み出す目論見だった。
そんな「アロハ検定」チームの現地パートナーには、オアフ観光局とこのアロハストリートが参加してくれた。
アロハストリートは、ハワイ好きなリピーターにはそれなりの認知度があったものの、さらにより多くの旅行者たちにその存在を知ってもらいたいという思いがあり、アミューズ/スパイス・オヴ・ライフ側には、ハワイアン・ミュージックを提供しているレーベルの存在をより浸透させたい思いがあり、両者のニーズが一致した形でのコラボレーションが成立した。
で、まずは、スパイス・オヴ・ライフの看板であるコハラのサウンドで、オーガニックでリラックスしたハワイ・ムード満載の1枚が出来上がった。勿論、というか当然、コハラのオリジナル曲も含まれてはいるが、#01,#10,#18と控えめな大人の対応ぶりで、採用された楽曲はポップなものが多く、ハワイ、コハラ、スラック・キーそんな予備知識がなくても、ゆったりとチルアウトして楽しめる作りになっている。
ライナーも、アロハストリートつながりで、(当時)タワーレコードの藤崎真一氏。
- Back To KOHALA (Charles/Charley)
- I Will (Lennon/McCartney)
- Shower The People (James Taylor)
- Nai’o (Randy Lorenzo)
- Mid Summer Blossoms (真夏の果実)
- Forever Mine (Randy Lorenzo)
- The Way That You Want it To Be (Mackey Feary)
- Pau Hana Rag (Sony Lim)
- Warmth Of The Sun (Michael Love, Brian Wilson)
- Her Secret Smile (Charles/Charley)
- Purdy’s Ride (Charles/Charley)
- Jo Bo’s Night (John Cruze)
- Tre Amigo (Charles)
- Hoku’ula (Sony Lim/Charles)
- Celtic Summer (Bryan Kessler)
- you (Cecilio Rodrigues)
- Mauna Loa Slack Key (Fred Punahoa)
- Deeper Blue (Charles/Charley)