せっかく2021年は日系人アーティストで幕を開けたので、続いても日系人をご紹介。
ヘイリーこと、本名ヘイリー・ミヨコ・ウィリアムスは、日系3世の母、サンディーと父、クリントの間に生まれた。1985年生まれ、ハワイ島カムエラ出身の彼女は、13歳で、ソニー・ミュージックに見いだされ、日本のオーディションに参加。翌年からギターを習い、作詞、作曲活動をスタートさせる。2003年、18歳の時には、コハラのチャールズ・ブロットマンのプロデュースによるレコーディングを経験している。
2004年には、あの「クラリオン・ガール」のオーディションに参加して、その歌唱力を多角評価されミュージック・プライズを獲得した。そして、その翌年リリースされたのが、この4曲入りデビュー・ミニ・アルバムの「ホノルル・シティー・ライツ」だ。
収録曲はケオラ&カポノ・ビーマーの名曲にして、タイトル曲「ホノルル・シティー・ライツ」、バングルスのヒット曲「エターナル・フレイム」、90年台にバハ・メンのカバーで日本でもヒットした「ダンシング・イン・ザ・ムーンライト」、そして、キャロル・キングの名曲「ウィル・ユー・スティル・ラヴ・ミー・トゥモロウ」となっている。
- Honolulu City Lights
- Eternal Flame
- Dancing In The Moonlight
- Will You Still Love Me Tomorrow
レコーディングでは、リズム系の打ち込みとアコースティック・ギターをチャールズ自身が担当しているが、あのソニー・リムが、スチール・ギターで参加しているのも興味深い。
タイトル曲「ホノルル・シティー・ライツ」は、藤崎さん選曲の、映画「フラガール」のオフィシャル・コンピレーション・アルバム「フラ・スタイル・ミュージック」にも収録されている。
Amazonにも、Spotifyにも、YouTubeにも、その形跡は何一つ残っていなかった、、、