HAPA World Music Presents It’s a Slack Key World (2006, Slack Key Records)

HAPA World Music名義の作品で、ジャケット上のライナーノーツには、パニオロの来島からギャビーに至るスラック・キー・ギターの歴史が書かれているのみ。
インターネット上にもこのアルバムに関する記事や解説が見受けられないので、制作の経緯的なことはよくわからないのだが、バリー・フラナガンが首謀者となっていることは間違いなさそうだ。

まぁ、でも参加メンバーが面白い。
HAPAなので、2005年にHAPAのメンバーとなったネイサン・アヴェアウのソロは勿論、バリーのソロ曲もあったり、カラパナからキーボードのゲイロード・ホロマリアが参加してたり。
アーニー・クルーズJr.、イムア・ガーザ、そして、ショーン・イシモト(B B Shawn)に加え、繋がりは不明ながら、ドゥービー・ブラザーズのパット・シモンズとその息子も参加している。

アルバム頭から聞いていくと、チャントに始まりよくまとまったコンセプトアルバムに聞こえているのだが、8曲目でネイサンのソロ曲になり、何故かそれがジェイムス・テイラーの「ユア・スマイリング・フェイス」のベース・インストというのが???となってしまうのが残念っちゃ、残念な感じ。

  1. Slack Key World #1 – Hapa, Gaylord Holomalia
  2. Mele Pau ‘Ole – Hapa, Patrick Simmons, Patric Simmons Jr.
  3. Ke ‘Ala Hou – Ernie Cruz, Jr., Hapa
  4. Ka Ipo Lei Manu – Hapa
  5. Kaua’i Beauty – Imua Garza
  6. Stars in the Morning Sky – Hapa
  7. Kamalani O Keaukaha – Shawn Ishimoto
  8. You’re Smiling Face – Nathan Aweau
  9. Nani Polipoli – Barry Flanagan
  10. Slack Key World #2 – Hapa, Gaylord Holomalia
  11. Kalena Kai – Barry Flanagan
  12. Justin’s Lullabye (Live at Sand Island) – Hapa

なんか、曲順や収録曲が違うけど、一応埋め込んでおきましょう、、、