
マウイ島出身、3人組、グループ名もハワイ語の「3」を意味するEkolu。
1994年にマウイ島で結成。メンバーはルケラ・ケアラ、アコニ・デロームス、マカプ・ホオピイ。
マウイのボールドウィン高校で、3人は来る日も来る日もジャム・セッションで練習に明け暮れていた。
初めて人前で演奏したのが、第一回目でナ・レオを輩出し注目を集めたアマチュア発掘番組「ブラウンバッグ・トゥ・スターダム」だった。
結果は優勝とはいかなかったが、以降、3人はエンターテイナーになることを目標に定めるきっかけとなった。
1999年にデビュー・アルバム「ダウン・イン・ザ・バレー」をリリース。
このアルバムで彼らの存在は、ハワイのみならず、アメリカ本土や東海岸まで広く知られるようになった。
3年後、エコルはセカンド・アルバム「ショア・オヴ・ワイエフ」をリリースした。 このアルバムからは、 タイトル曲の「ショア・オヴ・ワイエフ」や「ジャスト・ワン・ナイト」などのヒット曲が生まれ、折からのアイランド・レゲエ・ブームも追い風となって、ハワイのローカルラジオ局でヘヴィーローテンションとなっていた。
エコルはアメリカ国内の多くの都市を旅し、日本にも来たことがあり、15,000人以上の観客の前で演奏するまでになった。
2019年には、彼らの20周年記念の20曲収録アルバム「20・イヤー・アニヴァーサリー・タイムレス」をリリースしている。
一貫して爽やかなサウンドは、まさにアイランド・レゲエな感じで、メイド・イン・ハワイならではのオリジナリティ−さえ感じさせてくれる。