Movin’ On ( 1998, NEOS Productions)

ケ・ア匕・ヴァイほどではないにせよ、アイランド・ミュージック・シーンを賑わせた女性デュオ。
リアリティーは、マーハ・アピサロマとシヴォン・イネス・アレクサンダーの(義理の)姉妹による2人組。
シュガープランテーションの小さな町で一緒に育ったマーハとシヴォンだが、性格は対象的なようで、マーハの陽気な人柄は、「ミスアロハ」というニックネームで呼ばれ、一方、少し恥ずかしがり屋であるハナイ(ハワイ流の里子的な制度)の妹シヴォンは、「センチメンタル・ソウル」と呼ばれていたようだ。

彼女たちのデビューアルバムで、アイランドスタイル・レゲエとR&Bを程よくフィーチャーした「ムーヴィン・オン」は、実際、よくまとまった上質なアルバムで、ハワイ・ミュージック・アウォードで「ベストレゲエアルバム」を獲得している。また、バラード「ライク・ザ・レイン」の彼女たちの最初で最大のヒットとなり、アルバムのラスト曲、あのクィーンのボヘミアン・ラプソディーのジャワイアン風カヴァーも話題となり、あちこちのラジオ局でO.A.されていた。
あと2枚アルバムを発表しているようだが、当方の手元にはない。

残念ながら、動く彼女たちの動画は発見できなかった、、、