日系移民が持ち込んだ和服をハワイの気候に合わせて仕立て直し、涼しいシャツを作ったのがアロハ・シャツの起源とされるが、1936年に「アロハシャツ」という名前を商標登録したのはエラリー・C・チャンという中国系の仕立て屋さんだったようだ。
1927年にアメリカ本土からの定期観光客船が就航し、観光客が増加すると、「常夏の楽園」のイメージを裏切らないハワイのアイコン(ヤシの木、ハイビスカス、ウクレレとなね)をモチーフにした派手目のシャツが人気を集めた。
詳しくは、日本で(多分)一番数多くのアロハシャツを取り扱っていると思われるSUNSURFさんのサイトで紹介されているアーカイブ記事を読めば、その歴史から、アロハシャツの種類など事細かく解説されているので興味のある方は覗いてみてはいかが?
ところで、本書でもその歴史を紐解き、細かく分類して紹介している、
実際には数えていないが、96ページに亘るオール・カラー・ページで掲載されているシャツの数はハンパではない。
夏の夜に、よく冷えたビールでも飲みながら、ペラペラとページを捲り、アロハシャツの数々を眺めているだけでも幸せな気分になれる。
いつ仕様が変わったのかは定かではないが、2000年頃から表紙がツヤのある印刷バージョンになった。
ここに掲載しているバージョンでは、表1、表4(で、良いんだっけ?)には本物の布で装丁してあって、なんとなくほっこりする手触りも推しポイントだったりしたのだが、、、