元々は1987年にKahanu RecordsというレーベルからカセットとLPでリリースされていた作品。
1987年当時のタイトルは、Chucky Boy Chock Bandの”Chucky Boy Chock Band”というセルフタイトルなアルバム。
多分彼らのデビューアルバムだと推測され、、、
1991年に日本盤としてジャケットも差し代わり、名義もChucky Boy Chock個人のものとなって、Chucky Boy Chock Band(邦題は「潮風の幻想」)として、ニック加藤さん監修のVap Inc.のTropicolitan Series 1991の中の1枚としてリリースされた。
収録曲全曲、作詞、作曲&アレンジはChucky Boy Chockの手によるもの。
ラテンチックで、カリプソな#1で幕を開けるが、ブラック・コンテンポラリー的な要素や、コーラス重視のバラードものAOR、元祖ジャワイアン的なアレンジなど、このアルバムに収録されたサウンドは、一つのジャンル名では表現しきれないアイランド・ミュージックのエキスのようなテイスト。
Chucky Boy Chock Bandのメンバーは以下の通り:
Chucky Boy Chock: 6-String Accaustic Guitar, Vocals, Steel Drum
Glenn Rose: Electric Guitar, Vocals
Kimo Bell: Bass, Vocals
Roger Baily: Tenor Sax
Kawika Gulick: Percussions
Steve Sakale: Keyboards
Steve Kramer: Computer Sequence
この作品から10年ほど経過した1996年にNa Molokamaのアルバムでフィーチャリングアーティストとして参加したアルバムは紹介済み。このバンドのVo.がKahanu Smithという人物なのだが、Kahanu Recordsの関係者?
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