Facelessのデビューアルバム、”Faceless”。
これまた、ネット上含めてバイオの不明なグループ。
メンバー構成としては、男性四人で、Lawrence、Roni、Rich、Michaelという名前と、アジア系と思しきルックスの少年たちの、それぞれの単体での写真が掲載されているが、どれが誰なのかは識別不能。
オモテウラのジャケット写真含めて、4ショットのグループ写真は10パターンも掲載されている。
各曲は、大体、メンバーの内二人が順繰りにプロデュースとメインのヴォーカルを務め、その声質で曲ごとのバリエーションを広げている。
アルバム全体としては、メローなブラコン(ブラック・コンテンポラリー)テイストで貫かれているが、時折、ラップを交えた「今風」なアレンジのR&Bもあるが、なぜか、#10だけはゆるい8ビートのミディアム・ロック、、、
収録曲は、Stanley Clarke + George Dukeの#4、Elton Johnの#5、Lionel Richieの#6など、ほぼカヴァー。
思いの外(失礼!w)、オケがしっかりしているので、調べてみると、、、
Ronnie Estebanという人物と、Jim “Grouchy Hobo” Shafferという人が、キーパーソンらしく、おおよその楽曲のリズム及びキーボード系のプログラミングとミックスを担当している。ひょっとすると、レーベルの人間かもしれない。
そこに、
Harry Ladera : Bass
Freddy Von Paraz : Drums
という、「生」のリズム隊が加わり、
更には、各曲でそのソロ・プレイが結構フューチャーされている名手
Zanuck Lindsey : Guitar
David Choy : Sax
のクレジットも見える。
で?このグループ、ひょっとして、1990年代に登場した”NSYNC”や”Backstreet Boys”あたりの、アイドル寄りのアプローチを標榜していたのではないのか、、、?
(故に)メンバー単品を売りにするのではなく、まずは、ヴォーカル・グループとしての立ち位置を確立すべく制作されたのが、このデビューアルバムなのではないのか?それ故の”Faceless”なのか、、、?
これは、妄想でしか無いのだが、、、w
- Feels Like Rain
- Skin Deep
- Don’t Go Away
- Sweet Baby feat. Fiji
- Sorry Seems to Be the Hardest Word
- Oh No
- Ordinary Guy
- Best Thing in My Life
- Real Love
- Lonely Hearts