3人組アコースティックユニット、Inner Sessionが2005年にリリースしたアルバム。
Inner Sessionは:
Keao Cockett: Vocals, Piano, Rhythm Guitar
Nakana Wong: Upright Bass, Cho.
Sean Carrol: Drs.
の3人で、とにかくリズムがタイトで、手数(てかず)が少ないw
アコースティック・サウンドをベースに、グルーヴィーなサウンド。時にフォーキーで、ジャジーで、メロウで、そしてブルージーな魅力にあふれる1枚。でも、残念なことに、彼らはこの1枚しか発表してくれていないんだな、、、
とにかくギターのカッティングが気持ちよく、ヴォーカルもジャック・ジョンソンを更にメロウにした感じで、気持ちのいいオーガニック・サウンド。
ジャケ写に使用されているのはホノルルのカパフル通りに実在する楽器店”Goodguys Misic & Sound”
子供の頃に抱いた音楽への夢を追いかけた自分の姿を投影しているのではないか?と思われる。
このアルバムのプロデューサーは、Dr. Treyこと、Trecy Terada。
Pure Heart, 初期のJake Shimabukuro, Mailani Makainaiなど、幅広く手掛ける敏腕プロデューサー。
最近では、Hawaiian Culture Center “Poe Poe”でUkuleleの先生も務めている。
- Just Be Us
- Meet Again
- Find That Love
- Chasing Dreams
- Try
- Look Away
- What’s An Inner Session?
- Music
- Yesterday
- X
- Marks The Spot
- Round And Round
- Your Love
このCDには、”Upclose with Inner Session”と題されたボーナスDVDが付属していて、”Chasing Dreams”, “Meet Again”に加え、アルバム未収録の”A Hundred Things”という楽曲のスタジオ・ライヴなど、17分ほどの動画を見ることができる。
Keaoは、最近でもゆっくり活動を続けているようで、2019年頃から、HiCloud Sessions名義のYouTubeアカウント内に、地味に1人ダビングした音源と映像やNakanaらとのセッションをアップしている。