1933年に大ヒットアルバム“HAPA”でデビューを果たしたものの、メンバーのBarry FlanaganとKeliiの Kanealiiの2人はこの4th アルバムを最後に別々の道を歩むこととなる。
アルバムタイトル”Namahana”は、HAPAの2人が敬愛したというAuntie Lydia Namahana Maiohoにちなんで名付けられた。このLydia Namahanaという女性は、少なくとも4代にわたってヌウアヌ・アヴェニューにあるハワイ王家を代々祀ったthe Royal Mausoleum を維持、管理してきた、ある意味ハワイ王国の家系を見守り続けた生き証人の末裔でもあった人。
このアルバムをリリースした1999年の前年、1998年に77歳で亡くなっている。
彼女に捧げた#11″Aloha Namahana”には、チャントでCharles Kaupuのクレジットもある。
収録曲、全10曲のうち半数の6曲がBarryの書き下ろし、そして、5曲がインストゥルメンタルで、Keliiのヴォーカルとギターが交互に現れては消えるかの様な印象を与えてくれる。