Hāna By The Sea (2006, Pekelo Cosma)

マウイ島ハナに生まれ、ハナで育ち、ハナを愛して、ハナでその生涯を閉じたPekelo Cosmaはハナのハワイアン・ミュージシャンとして、どんなときもハワイアン・ミュージックを歌い、ハワイの土地、文化と人々を愛し続けた。
ファルセットの歌声と、Kiho’alu = Slack Key Guitarという美しく伝統的なハワイの音楽スタイルを通して、その音楽の中にヒーリングももたらし、彼の思いやりと愛はアロハを通じて、その音楽を聴くすべての人の心にまっすぐに伝わった。
一方。本作では、外来生物のせいで絶滅するハワイ固有の植物の問題や、欧米の資本が浜辺に新たなホテルや施設を建設することで、ホームレスにならざるを得ないハワイアンなど現代のハワイが直面する問題を取り上げたりもしている。
このアルバムのボーナストラック #13″Ni‘ihau”は、2007年にIleialoha Beniaminaと共作した楽曲で、新しくハワイ語で書かれた楽曲に与えられるNa Hoku AwardsのHoku Mele Awardを受賞した作品である。

Pekelo自身がHanaの街を案内するという貴重な画像。かの有名なHasegawa General Storeからツアーはスタートする。