Bring Back The Days (2009, GO Aloha Entertainment)

2008年、デビューアルバム”Nothing To Hide”の大ヒットと共にアイランド・レゲエ・シーンに登場したのがこの、Rebel SoulJahz。
2006年のバンド発足で、4人のボーカルの美しいハーモニーには特に定評があり、あっと言う間にハワイやオーストラリア、ニュージーランドなど、太平洋の島々でも大人気となった。このアルバムは、ビルボードのトップレゲエアルバムチャートで50週間以上に亘ってチャートインし、2008年の8番目に売れたレゲエアルバムに選ばれた。また、このアルバムは、2009年にNa Hoku Hanohano AwardsでReggae Album Of The Yearを受賞した。

Rebel SouljahzはWaipahu出身の、ボーカル4名、バンド(このアルバムの時点では4名)6名の計10名のBIGバンド。
メンバーは:()内は現メンバー
Vocals:
Mike Maglinti
Will Su’a
Andrew “Ragga Bubba” Hodges
Kalani Cozo (Tunez Moananu)

Band:
Art Viloria (Darin “Professah” Garcia) – Guitar
Kahale Morales (Pu’unui Wong) – Bass
Nainoa Nu’uhiwa (Luke Daddario) – Drums
(Sherwin Debrum) – Keyboards
(Gotaro Oshitari) – Keyboards
(Jaden Jumawan) – Guitar

この彼らの2枚目となるアルバム、”Bring Back The Days”には、13曲のオリジナル曲が収録され、彼らの創造的な才能を、多種多様な音楽スタイルとメッセージを提供できる成熟したボーカルグループに成長したことを証明した。

ちなみに、最近では、アイランド・レゲエをパシフィック・レゲエとも呼び、ハワイを含むポリネシアやニュージーランド、パプアニューギニアなどでも幅広く好まれる音楽で、ウクレレ、キーボード、シンセサイザーなどの楽器を使用する点や、ラスタファリアではない点でジャマイカのレゲエとは異なるスタイル。
パシフィック・レゲエにはラブソングや郷土愛を歌ったものが多く、のんびりした島々の人たちに歌詞への共感を呼びやすいのかもしれない。

このバンド名、Rebel SoulJahzは、Rebel(反逆者) + Soul(魂)+Jahz(ラスタの神)を併せた造語。