B.B. Shawnの3枚めのスタジオ録音アルバム。
レコーディングに関わったミュージシャンたちは、ライヴ盤としてリリースされた”Live And Kickin“と同じ、Rick Gilbert(Drums), Dennis McClees: (Acoustic & Electric guitar)に、B.B.が加わったトリオ編成が基本となっているが、Ernie Cruzが、#6でLead & Rhythm Accoustic guitarで参加したり、Bryan Kesslerが自作曲のカヴァーである#8にLead & Rhythm guitarでゲスト参加している。
今回は、James Taylor曲が2曲、The Beatlesが1曲といったカヴァー曲と、ジャズ、ブルース、カントリー、更にハワイアンよりな選曲がバランスよく配置されていて、B.B.の音楽的全方位外交の世界観がよく著されている。
この時、19歳となっていたB.B.は改めて、自分の音楽が「境界線がない= No Boundaries」であることを表明したのだろう。
ただ、残念なことに、これ以降、B.B.のソロアルバムは発表されておらず、アーティスト名も、Shawn Ishimotoとクレジットされるようになった。
このアルバムは、翌1999年にNa HokuのAlbum Of The Yearにノミネートされた。
01. Angry Blues
02. E Ku’ulei
03. Eleni
04. I Will
05. I Will Not Lie for You
06. Is Anyone Goin’ to San Antone
07. Kanaka Waiolina
08. Language of the Heart
09. My Romance
10. Ni Lutu Na Yakavi
11. Slack Key Jam (instrumental)
12. The Oath
13. Youngblood
14. E Ku’u Lei (instrumental)