HAPA Live The PBS Hawaii Sessions (2005, Groove House Records)

Barry FlanaganとNathan Aweau時代のHAPAのVery Best的なスタジオ・ライブ・アルバム。
アルバムタイトルにあるPBSというのは、”Public Broadcasting Service”公共放送サーヴィスという、主に教育番組や教養番組の放送を行っている非営利・公共放送ネットワークで全米に会員数349のテレビ放送局を有し、日本では『セサミストリート』の制作局として知られている。ボランティアの理事会によって管理され、視聴者に受信料の支払いを求めていない。放送開始以来ほぼ50年間、ホノルルのハワイ大学マノア校のキャンパス内にあったが、 2016年にサンドアイランドの現在の場所に移動した。
PBS Hawaiiは、1966年に始まり、ハワイ公営テレビ基金が所有していて、ハワイの伝統・文化を特集した番組も数多く制作している。このアルバムは、HAPAをフィーチャリングした特番の音声だけをCD化したもの。無観客なのは、少しさみしいが、一発録りゆえの疾走感というか、緊張感になんとも言えず圧倒される。

収録曲、全10曲はいずれもHAPAのヒット曲と言ってよいであろう有名曲だが、#9 “Twinkletoes”はNathanのベースのテクニック炸裂のソロ曲で異彩を放っている。

本作は、CDショップなど、一般への流通はなく、ライヴ会場などでのアーティストの手売りのみでの流通だった。

  1. Haleakalā Kū Hanohano
  2. Olinda Road
  3. Heʻeia
  4. Kamehameha Aloha
  5. Anjuli
  6. Kuʻu Lei Awapuhi
  7. Kaopuiki Aloha
  8. Lei Pikake
  9. Twinkletoes
  10. Lei Mānoa