我が家にまた、出所不明のCDが現れた。
なぜこのCDは、僕の手元にあるのだ? もらったサンプル盤でもなさそうだし、、、
それはさておき、全く予備知識のない彼のことを調べてみると、このジョージ・ロペスなる人物は、George “El” Lopez Ⅱがフルネームのようだ。
ジャケ写が象徴するようにベースをメインとするシンガー&ソングライターで、アルバム・タイトルの「ドリーム・キャッチャー」は自身のバンドの名前でもある。
父はロイヤル・ハワイアン・バンドの一員で、兄弟も音楽の教師だったり、ミュージシャンという音楽的環境で育った人。
ジョージの主な活動場所は、The Honolulu Church of Lightだとしていて、教会の行事やイベントに頻繁に出演しているようだ。神を尊び、ハワイアン・アイランズとそこに住む人々を愛し、そんなメッセージを込めて曲作りをしている。このアルバムも全曲、彼のオリジナルで、自己の中にある「夢」に気づき、与えてもらった「愛」を表現しようとメッセージする。そして、それはジョージにとっては、音楽を演奏し、シェアすることで、人々を癒やしたいという思いがあるという。敬虔なクリスチャンなんだな。
そんな高尚なメッセージはさておき、アルバムを通して聞こえてくるサウンドはブラスも入ったりして、なかなか現代的なR&BよりのおしゃれPOPで、あまりハワイアン的なものを感じさせる要素はないなと、聞き進めつつ、アルバムのクレジットを眺めていると、どこかで見かけた名前に遭遇。
プロデューサー、レコーディング・エンジニアとして、このアルバムに関わっているRichard Natto氏。
リチャード・ナットは、デュオ・チーム、「トマ&ナット」で1970年代後半に何枚かアルバムをりリースし、その後、ソロとしても活躍した元祖ハワイアンAORとも呼ばれる人物。赤ちゃんの後ろ姿のお尻で有名な名盤”Not just another pretty face”といえば思い出す人も多いかもしれない。彼の経験豊富な手腕によって、このアルバムに、多彩なサウンドのヴァリエーションがもたらされているのはほぼ間違いなさそうだ。
- Dreamcatcher
- Mom
- Summertime
- I Do
- S’Matter of Time
- Sweet Someone
- Kai
- Piece of Cake
- Sunshine
- Hawaiian Pride
ここに貼り付けるべき音源も画像も何一つ発見できなかった、、、