2001年の初夏にビクター・エンターテインメントからリリースされた日本独自のコンピレーションアルバム。
90年代末頃からじわじわ盛り上がってきていたフラ&ハワイ・ブームの匂いを察知して、耳障りの良いコンテンポラリー・ハワイアンを中心に、ハワイ・ファンを幅広く取り込める全方位外交的選曲。
Keali’i Reichel が4曲。シスター・ロビこと Robi Kahakalau が3曲。Maunalua2曲、Hapa2曲と知名度高めが厚めに来たところで、Ohta-sanやTaj Mahalといった渋めをさらっと入れ込んで、「ベタ」だけぢゃないよアピールも忘れていない。
ネット上の一部紹介記事に、曲間に自然の音が入っていて和むみたいな記載があったが、そういうSE的なものは一切含まれておりませんので、そこに惹かれた方はご注意を。(#14のチャントは海辺でレコーディングされているため最後に波の音が入っているのだが、、、)
この頃に、ハワイモノで頑張っていたのは、ビクターさん、ポニー・キャニオンさん、エイベックスさんにソニーという布陣だった、、、
ちょっと手前味噌になってしまうが、このアルバムに収録されている全アーティストは、すでにこのブログで紹介済みという事実に気づいてしまった。やはり、継続は力なりだな。
- Akaka Falls / Kealii Reichel
- Heavenly Island (A’E Halawai) / Teresa Bright
- Olinda Road / Hapa
- Blue Bayou / Robi Kahakalau
- Ka Wai Punahele / Kealii Reichel
- Ka Hea U’ilani / Hapa
- Moonlight Lady / Taj Mahal & The Hula Blues Band
- Poi Dog Slack / Maunalua
- Land Slide / Robi Kahakalau
- Now and Forever~Sweet Memory / Kealii Reichel
- Ke Kali Nei Au (Hawaiian Wedding Song) / Maunalua
- Kauai Nani La / Robi Kahakalau
- Ku’u Home / Herb “Ohta-san” Ohta
- No Ka Moku Kiakahi Ke Aloha (Chant) / Kealii Reichel