ハワイ島コハラにスタジオとオフィスを構えるパーム・レコーズ。
チャールズとジョディー・ブロットマン兄妹が運営するこのレーベルは、一貫してゆるゆるのオーガニックなサウンド、自称「風のような音楽」を産み出し続けている。
このコンピレーション・アルバムは、そんなパーム・レコーズを取り巻くアーティストたちによって、そのレーベル・コンセプトを再確認させられるアルバムとなっている。
チャールズが率いる3人組アコースティック・ギター・ユニット、コハラは、まさに21世紀のリラクゼーション・ミュージックを体現したグループであり、そのコハラを核に、これまで様々な作品で共演してきたシスター・ロビやブライアン・ケスラー。リム・ファミリーからソニー・リム、ローナ・リム。スラック・キー・ギターにオーボエやチェロ、フルートなどを加えたアンサンブル・パシフィックも参加し、レーベル設立以来、ここまでの約15年間の総決算、ある種のベストアルバムのような1枚に仕上がっている。
- Kona Breeze – Kohala
- In A Little Hula Heaven – Kohala
- When Pueo Flies – Kohala with Sistah Robi
- Juliete – Kohala
- Give A Lei – Bryan Kessler
- Return Of The Whales – Ensemble Pacific
- Mango Cooler – Charles Michael Brotman
- Hawaiian Lullaby – Kohala with Lorna Lim
- Highway In The Sun – Kohala
- Clouds – Ensemble Pacific
- KihoAlu jam – Sonny Lim
- Flying – Kohala
- Lasting Moment – Ensemble Pacific
- Pacific Randezvous – Charles Michael Brotman
- Hawaiian Wedding Song (Ke Kali Nei Au) – Kohala
- What A Wonderful World – Kohala with Pauline Wilson