このCDをリリースしているダンシング・キャット・レコーズは1983年にジョージ・ウィンストンによって設立されたレコード会社。
ジョージ・ウィンストンといえば、1980年代初頭にアルバム「オータム」でニューエイジ・ミュージックを世に知らしめたピアニストだが、一方で、20年以上に亘ってスラック・キー・ギターに魅了され、研究を続けていて、1986年から伝統的なスラック・キー・ギターマスター達のレコーディングを開始した。
現在、ダンシング・キャット・レコーズHPに記載されている16名のギタリストたちは、以下の通り。
ケオラ・ビーマー、ボブ・ブロズマン、ソニー・チリンワース、シンディー・コムズ、バーニー・アイザックス、レッド・カアパナ、モーゼス・カフモク、ジョージ・カフモク Jr、デニス・カマカヒ、レイ・カネ、オジー・コタニ、ジョージ・クオ、レナード・クワン、シリル・パヒヌイ、ジェームズ “ブラ” パヒヌイ、マーティン・パヒヌイ
このアルバムに含まれる曲は、これら、錚々たる顔ぶれの各ギタリストのソロ・アルバム11枚のアルバムから選曲されたもの。
各楽曲の解説（チューニングを含む）はこちらで読める。
自らのレーベルの紹介アルバムのニュアンスが強いオムニバスではあるが、各ギタリストたちの様々な音色やフィンガースタイルが楽しめる1枚になっている。