THE RIDE Back to the Soul of Surfing (2003 Third Reef Pictures.)

21歳にしてサーフィンのワールドチャンピオンとなったデイビッド・モンローは、絶好調だった。

そんな彼が、2002年、オアフ島ノースショアで開催されるエクセル・プロに、有望な優勝候補の1人として出場する。
ここでも彼は大人気だったが、競技中、ワイプアウトをしてしまう。
レスキューが救出に向かうが、そこに彼の姿はなく、海中を彷徨う彼を救ったのは、ある青年だった。

浜辺に引き上げられたデイビッドが目覚めると、そこは1911年のワイキキビーチ。デイビッドを海中で救ってくれた青年は、若き日のデューク・カハナモクだった。

ワイキキにはまだ、モアナ・ホテルしかない。

戸惑いながらも、デュークらと共に、木製ロングボードでクラシックスタイルのサーフィンをするうちに、デイビッドはビーチボーイの一員として認められるようになってゆく。

、、、こんな感じでストーリーは進み、当時を再現したワイキキの風景(まだ、ほとんど沼地だった)、モアナ・ホテルのロビー、マノアの滝、オアフ鉄道なども登場して、古き良きハワイのムードを再現してくれている。

ただ、最も多く登場する「ワイキキ・ビーチ」は、どう見てもワイキキではなく、、、まぁ、いいかw

そんな中、デュークたちとノースショアのビッグ・ウェーヴに挑戦するプランが持ち上がり、再び挑戦することになるが・・・・・

監督のネイザン・クロサワは、ロコの人らしく、ハワイアン・カルチャーへのリスペクトを全面に押し出している。
タイム・トラベルという、陳腐な設定の割には、ほのぼの、じんわりしみる映画ではある。

デイビッド以外の出演者、スタッフはもちろん、サウンドトラックもローカル・アーティスト・オンリー!
Kealii Reichel, Hapa, Taimane Gardner, Makaha Sons Of Niihau, B.E.Tetc,etc

全編ハワイ・ムードで、細かいことは気にせず楽しめるw

※ここだけの話、YouTubeに本編がまるまるアップされているwww