「オール・アタッチド」は、ジャスティン・ヤングの最初の自主制作アルバムであり、新しい音楽の方向性への一歩で、 2003年のアルバム・リリースから4年を経てリリースされたもの。
大規模なプロダクションよりもソングライティングに重点を置いたこのアコースティックベースのアルバムは、ジャック・ジョンソンやジョン・メイヤー的なオーガニック・スタイルにシフトして、ソウル、フォーク、ポップ、レゲエの要素を独自のセンスで取り入れたものとなっている。
ジャスティン、ジャスティン・ヤング、そして、フルネームであるジャスティン・カヴィカ・ヤング、、、
時々によってクレジットや表記は変わっているが、とにかく、ジャスティンは、洗練されたセンスを持つカイルア生まれのシンガー・ソングライター(1978年8月7日生れ) で、キーボード、ギター、ウクレレなどのマルチプレイヤーでもある。
1995年にローカルの作詞作曲コンテストで優勝し、ジャスティンはアルバムを録音する機会が与えられる。
彼が10曲中6曲を書いたデビュー・アルバム「ノー・ベター・タイム・ザン・ナウ」は、翌1996年、タワーレコードのトップハワイアンアルバムで3位になり、6週間、トップ10にランキングされ注目を集める。
以降も、毎年のようにコンスタントにアルバムを発表し、コンスタントにヒット曲を増産してゆく。
1997年9月、セカンドアルバ「スース・ユー」では、ハワイアン・ミュージック・アウォーズにおいて、ニューアーティスト・オブ・ジ・イヤーを獲得し、ヴァン・モリソンの名曲「クレイジーラブ」のカヴァーも大きな話題となる。
サードアルバム、1998年「マイ・アイズ・アドァ・ユー」には、ローカル・グループのピュア・ハートとのコラボレーション「レット・ミー・テイク・ホーム」をはじめ、ジョンデンバーの「リーヴィング・オン・ア・ジェットプレーン」や、フランキーヴァリーの「マイ・アイズ・アドァ・ユー」を新たに解釈した歌詞でカヴァーしヒットをさせ、15週間、#1ローカル・セリング・アルバムとなった。
2000年から2003年の間には、これまでの集大成的アルバム「ジャスティン&フレンズ・コレクション」、ジョン・ヤマサトとのプロジェクトによる「Y2J」、「ザ・ドリーミング・キッズ」、「ポストカード」、「ワン・フット・オン・サンド」ヤングはさらに5枚のアルバムをリリースしている。
現在は、アメリカ西海岸に引っ越して、妻であるシンガー・ソングライターのコルビー・キャレイと共に、バンド、ゴーン・ウェストのリードギタリストおよびバックアップシンガーとして音楽活動を続けている。
注)最近、離婚したとの情報が、、、(2021年9月)