Ukulele In Paradise (1995, Four Life Records)

前年に引き続き、フォーライフからリリースの2作目。
Jr.が、Daniel Hoと同名のアルバムをリリースしているが、当然のことながら、全くの別物。

前作に続きハモンドのB3オルガンでハワイからPaul Markが参加している。
Ohta-sanにとっては、力強い助っ人、というか、精神安定剤的存在な相棒なのだろうと容易に想像できる。
それ以外の参加ミュージシャンはと顔ぶれをチェックしてみると、、、
ギターに、鳥山雄司、梶原順。ベース、岡沢章、高水健司。ドラムス、渡嘉敷祐一。パーカッション、浜口茂外也。バイオリン、中西俊博と一流のスタジオミュージシャンを揃えて制作された様だが、当時の資料で一番フィーチャーされているのは、1曲だけスキャットで参加している沢田知可子の謎w

ちょっと今どきアレンジにされた”Sunny”で幕を開け、Claptonの”Tears In Heaven”で幕を閉じる全12曲。
それ以外は、Ohta-sanの王道であるスタンダード、ジャズ、そしてボサノバが散りばめられた安定感のある流れ。

Ohta-sanは本作でフォーライフとの契約を終了し、Alpha Recordsと契約して新たなアルバムを制作する。

  1. Sunny
  2. Simpatico
  3. Something A Lot Like Me
  4. As Time Goes By
  5. Stranger In Paradise
  6. Sweet Georgia Brown
  7. Oh,Well
  8. Bluesette
  9. I’m Not Fool No More
  10. Sophisticated Lady
  11. Samba de Orfeu
  12. Tears In Heaven