前年に引き続き、フォーライフからリリースの2作目。
Jr.が、Daniel Hoと同名のアルバムをリリースしているが、当然のことながら、全くの別物。
前作に続きハモンドのB3オルガンでハワイからPaul Markが参加している。
Ohta-sanにとっては、力強い助っ人、というか、精神安定剤的存在な相棒なのだろうと容易に想像できる。
それ以外の参加ミュージシャンはと顔ぶれをチェックしてみると、、、
ギターに、鳥山雄司、梶原順。ベース、岡沢章、高水健司。ドラムス、渡嘉敷祐一。パーカッション、浜口茂外也。バイオリン、中西俊博と一流のスタジオミュージシャンを揃えて制作された様だが、当時の資料で一番フィーチャーされているのは、1曲だけスキャットで参加している沢田知可子の謎w
ちょっと今どきアレンジにされた”Sunny”で幕を開け、Claptonの”Tears In Heaven”で幕を閉じる全12曲。
それ以外は、Ohta-sanの王道であるスタンダード、ジャズ、そしてボサノバが散りばめられた安定感のある流れ。
Ohta-sanは本作でフォーライフとの契約を終了し、Alpha Recordsと契約して新たなアルバムを制作する。
- Sunny
- Simpatico
- Something A Lot Like Me
- As Time Goes By
- Stranger In Paradise
- Sweet Georgia Brown
- Oh,Well
- Bluesette
- I’m Not Fool No More
- Sophisticated Lady
- Samba de Orfeu
- Tears In Heaven