“Elua”はハワイ語で「2」。
ということで、本作はデビューアルバム”Cecilio & Kapono“(1974年)に続く2ndアルバム。
オリジナルはもちろんアナログLPで、本作は1989年にCD化されたもの。
ハワイアン・アコースティック・デュオと呼ばれるにふさわしい、フォーキーでメロウなAOR路線。
敢えて同じ男性デュオであるDaryl Hall & John Oatesのカヴァー”Good night And Good morning”でアルバムをスタートさせ、オリジナルの雰囲気を受け継ぎつつも、ハワイアン・ブリーズを含ませた独特のサウンドに仕上げている。
Kapono作、Cecilio作を4曲ずつ収録し、ラストはC. Souza作の”Railway Stations”をハワイアンなカントリー調でほのぼのと締め括る。
爽やかなフリーソウル”Someday”、心地よいサウンドで展開する極上のメロウ “Highway In The Sun” ちょっとおセンチなバラードの”Summer Lady”ほか、良曲満載。
デビュー作と同じく、LA録音だが、今回のプロデュースはDavid Kershenbaum。
レコーディング・クレジットをサクッと列挙すると:
Henry Kapono – Vocals, Backing Vocals, Arrange, Acoustic Guitar
Cecilio Rodriguez – Vocals, Backing Vocals, Arrange, Acoustic Guitar, Electric Guitar, Harmonica
Bass – Joe Osborn, Leland Sklar
Drums – Jim Gordon, Mike Baird
Keyboards – David Paich, L. Muhoberac
Percussion – Bobby Hall, Gary Coleman
Fiddle – Al Garth
Steel Guitar – J.D. Maness