ローカルに大人気なMaunaluaの2ndアルバム。
オールド・ハワイアン・ミュージックからは得られない、いい意味でのモダンなハワイアンなサウンド。
リズミカルでかつ、心癒すハーモニー!コンテンポラリーハワイアンでありながらしっかりトラディショナル。
フラソングも多く含ませていますのでフラダンサーさんにもとってもウケがいい。
アルバムタイトル”kuleana”は、通常、”responsibility”と訳されるが、単純に「kuleana = 責任」としてしまうと、ハワイ語文化継承に携わる人の言う”kuleana”とは少しニュアンスが違う気が。
Maunaluaは、この作品のライナーで「ハワイアン・ミュージックの基盤は、オリから現代のハワイアン・ミュージックまで、クプナを通して形成され、強化されてきました。私たちのクプナは、ハワイアン・ミュージックが進化し成長してきた基盤にしっかりと根を下ろしながら、独自の方法でハワイアン・ミュージックを永続させてきました。どんな形であれ成長には確固たる基盤が必要であり、ハワイアン・ミュージックも例外ではありません。」とした上で、「ハワイアン・ミュージックのこの基盤が将来の世代のために保存され、永続化されることを確実にすることは私たちのKuleanaです。」と語っており、Kuleanaの意味は、「責任」からもう一歩踏み込んで、ハワイアン・ミュージック積極的に関わること、向き合ってゆくことの決意表明とも捉えられる。
本作”Kuleana”は、2004年のNa Hoku Hanohano Awardsで、”Favorite Entertainer of The Year””Group of The Year”を獲得している。