Let Me Be The One (1990[1991], Self-released[Vap])

本作もニック加藤氏のコーディネートで株式会社vapから1991年に”TROPICOLITAN SERIES”10枚の中の1枚としてリリースされた作品。

Kaleo ‘O Kalaniは、ローカルの1986年に”Never Never Never”というローカルヒットを飛ばした女性4人組のグループだったが、2枚めの本作”Let Me Be The One”ではThe Kaleo ‘O kalani trioとして3人編成になっている。
元々は1987年にアナログ盤のアルバムとしてリリースされた同名アルバムを、1990年にCDとして再リリース。
アジア系と思しき、わがままボディーの3人が主にCarol KingやBarry Mann、Johnny Tillotsonなどのアメリカンヒッツをカヴァーして歌うスタイルだが、本作では、#2, #8のみがオリジナル。

メンバーは:
Bass, Lead Vocals – Rachel Asebido
Drums, Vocals – Gwen Gusman
Guitar, Vocals – Bobby English

ここにProducerとして、Bruce Hamadaが加わり、Guitar、Bass、シンセなどサウンド作りでは八面六臂の大活躍。
そこに、SaxでDavid Choy、Steel GuitarのDenny Hemingsonが参加している。
で、このアルバムにおいて最も注目すべきなのは#7″My Way”。
そうあのFrank Sinatraなどで有名な、一昔前、カラオケ屋でベイビーブーマー世代のサラリーマンたちが得意としていたあの”My Way”を全編日本語で歌い上げていると言うカオス。YouTube(音声のみ)貼っておきますねw
Kaleo ‘O Kalaniは、ベスト盤を含めるとトータルで10枚近いリリースがある。

  1. Let Me Be The One
  2. Hoi Mai Liza
  3. Teach Me Tonight
  4. Good Bye Dad
  5. Out Of My Mind
  6. Sitting In The Park
  7. My Way
  8. Hanauma
  9. Down The Aisle
  10. Chains