ギターとキーボードを担当するRoland Changは、ほぼ全曲のアレンジを担当するKanilauサウンドの肝。
ベースのKimo Attisと、Alapai Atisは夫婦で、AlapaiはRolandの妹。音楽的要素を構成しているのはこの3人。
そして、主にフラを担当しているクムフラのNoelaniはRolandの奥さんといった関係性のOHANAグループ。1992年から活動している。
Kanilauの日本デビュー盤となる本作は、これまでにハワイでリリースされている4枚のアルバムに収録されていた楽曲達の中から選りすぐられた14曲。ワイキキのリゾート・ホテルのプールサイドで夜な夜な演奏される典型的なハワイアン・ソングのサンプル集的な趣もあり、自らの好みのタイプのメレを探す手助けになるかもしれない。
Noelaniのチャントで幕を開け、ハワイらしさあふれるオリジナルやトラディショナルを交えた13曲でハワイアンな世界観を構築してきたのに、ラス曲、#14にRod Stewartでもお馴染みの、Van Morison作”Have I Told You Lately”で締め括られているのがちょっとした謎ではある。
リリースは、Jastinの日本向け編集アルバムのページでも紹介したUpfront系のHachamaから。
1995年の”Island Styles Vol.1“というコンピにもニックさんが絡んでいて、Jeff RasmussenやThe Pandanus Clubをコンパイルしているのだった。
Nick-san is everywhere!だ!!w
- A Ko’olau Au
- Aloha Ko’olau
- Nani
- Beautiful Kahana
- Ku’u Milimili Hula
- Lu’ulu’u I Na[-] Ua Nui O Hanalei
- Halona I ka ’Ehukai
- O’Ko’u Aloha la ’Oe
- Hanauma
- ’Alika
- ’Iniki Malie
- Ku’u Pua mae’ole
- For the Love of You
- Have I Told You Lately