TOAは、オアフ島の西海岸、La’ieで生まれ育ったサモア系男性4人のAlaiasa兄弟によるグループ。
Home Grown ’97に”La’ie Girl”でCDにもエントリーされているが、そこから5年経ってのデビューアルバムということになる。
“TOA”は、ポリネシア語で「戦士」を意味する言葉で、同時に「勇敢」「持久力」「勤勉さ」も意味するとされる。
Norris, Kalili, Donny そして Steveの4人は、幼い頃からことあるごとに、コーラス・グループとして学校、教会やコミュニティーのイヴェントに積極的に参加し、兄弟ならではの息の合ったハーモニーでオーディエンスを楽しませてきた。
ゴスペル、R&B、Hip-Hop、レゲエ、ファンク、そして、もちろんアイランド・ミュージックの要素を吸収し、自らのセンスでブレンドしてTOAとしてのアイデンティティーを生み出してきた。
そんな彼らの才能に気づき、このアルバムのプロデュースとエンジニアをかって出たのは、Sean Na’aouao。
このアルバムには、”La’ie Girl”の新ヴァージョンを含む11曲が収録されているが、うち4曲がオリジナルで、それらはすべてDannyのペンによるもの。
アルバムを通して、やはり、彼らの「売り」であるコーラスワークをふんだんに取り入れたアレンジで、TOAの魅力を十分に引き出している。
- O Le Afi
- Let Me Be
- Lullabye
- Feel So Good
- La’ie Girl
- It’s Not The same
- Lady
- Mind Blowing
- When Someone Cares
- Waiting In Vain
- O Le Olaga Samoa