Steve & Teresaの紹介記事にも名前の出てきたニック加藤氏。
ニックさん繋がりの連想ゲームで、こちらもついでにご紹介。
日本では、株式会社vapから1991年に”TROPICOLITAN SERIES”10枚の中の1枚としてリリースされたアルバム。
このシリーズはその前年の1990年にも15枚アイランドミュージックを幅広く紹介するシリーズとして企画/制作されていた。
TROPICOLITANとは、このシリーズのプロデューサーであり、ライセンスのコーディネーターを務めたニック加藤さんのペンネームというかハンドルネームのようなもので、たぶん(これは僕の推測でしかないのだが)Tropic + Cosmopolitanでニックさんが作り出したもの。
1980年代以降、ニックさんによって数多くのハワイのミュージシャン達が日本に紹介され、終戦直後のハワイアン・ブーム以降の新たなアイランドミュージックのムーブメントのきっかけを作った人でもある。
さて、そんなシリーズの中の1枚が、この”Without You”なのだが、このJeff Rasmussenという人物は非常に器用で、歌も上手くソロ活動をしていたにも関わらず、親友Keneth Makuakaneの強いススメでThe Pandanus Clubにも参加し、ヴォーカルを務めた。1990年には、Nā Hōkū Hanohano AwardのMost Promising Artistを獲得している。
さてさて、この紹介記事を書こうと、CDを引っ張り出してきて、ジャケットを眺めていたらなにか違和感が、、、
よくよく見ると、ジャケットにあるアーティスト名表記が”JEFF RUSUMUSSEN”になっている!
正しくは”Jeff Rasmussen”!! いきなりの大誤植でびっくり!!!
折角なので(?)、この記事の見出し画像もその名前を大フューチャーしておくw
もはやこれは「チン盤」の域に入るのではないか?そんな意味合いも込めてのご紹介でした。
- Ka Ili Lau O Ke Koa
- Pomaika`i
- Hawai`i My Home
- He Nani Hawai`i
- Come Sail Away
- Without You
- Maile Lei
- Kaena
- One Love/People Get Ready
- Kea Manu Koa`e