The Point (1999, Humm Records)

この人も予備情報は皆無。なのに、何故かこのCDは手元にあるw
最近、ライナーを頼りにググりまくるのが、半ば楽しみと化してきているが、そもそも”Kroon”が個人名なのか?バンド名なのかすら不明wなところからスタート。
すると、カウアイ島のコロアやポプ・ビーチに近いというジャングルの中にあるプライベート・スタジオでKroonのレコーディングがされたとの日記のような記事がありあり、このアルバムがKroonのデビュー・アルバムであり、全15曲中2曲が録音されたとある。そして、やっとフルネームが判明w その名はDavid Kroon。
彼が、アルバム全曲でVo. とギターを担当。
カウアイでのレコーディングらしく、ピアノ、キーボードでMichael Ruffが結構多めに参加している。
そして、丁寧にクレジットを見ていくと、オアフのStudio Kahalaでもレコーディングは行われていて、そこでレコーディングされたと思しき#9, #11では、Jake ShimabukuroとLopaka Colonが参加しているのを発見。
この頃2人は、Pure Heartとして活動中の頃だな。
でも、クレジットを見ずに聞いたら、気づかないレベルでの控えめな参加具合でちょっと、微笑ましい。

「ハワイのアル・ジャロウ。ココ風味のソウルとR&B」と表現したレコ評も発見。
今は亡きCDショップ、Borders Kauaiで結構、推されていた様子でもある。
ジャケットから、グイグイくる系のフュージョン・ギタリストかなと先入観を持っていたが、ハモンドとかストリングス系のシンセなんかををうまく活かしたソフトでシティーよりなアレンジが上手で、ヴォーカルも丁寧で好感度高し。
全編、ジャジーで洗練されたアダルト・オリエンテッド・ポップと言ったところ。
このアルバムを締めくくる#15″Lovin’ Hues”でハワイ語のチャントが少し挿入される部分以外、ほぼハワイを感じさせる要素はない。
Apple Musicによると2001~2017, 2019と、これまで5枚のアルバムを発表しているようだ。

  1. Seperate Worlds Apart
  2. The Coo
  3. In-Touch
  4. Schnee-Key
  5. Girl Of My Love
  6. Hula Twirl
  7. Volcano Isle
  8. Ku World
  9. Lay Low Lee
  10. Relounge
  11. Major Babe
  12. Surge
  13. The Haven
  14. Moon Drops
  15. Lovin’ Hues

なにひとつ、貼り付けられる外部リンクなど無し、、、