Ka ‘Oi No: The Best Indeed (2003, Quiet Storm Records)

ハワイアン・コーヒーと言えば、コナ・コーヒーと言われるぐらいに有名ではあるが、ハワイ島の東南に位置するKa’u(カウ)という地区で栽培されるカウ・コーヒーがなかなか通好みというか、希少で美味しいコーヒーとして注目を集めている。現在、日本でカウ・コーヒーを飲める場所は、某大手コーヒーチェーン店のリザーブ店舗のみ。
そこでは、カウ・コーヒーは希少豆として1杯1300円以上という価格で提供されているにも関わらず、その美味しさは口コミで広がり、好評を得ている。アメリカ本国の晩餐会では、大統領のお気に入りとしてカウコーヒーが振る舞われることもあったという。

本作は、そんなハワイ島Ka’u出身のグループ”Ka’u”のベスト盤。
“Ka’u”は、1998年に、アルバム”Ku’u I’ini”でデビューを果たす。
この当時のメンバーは、
Demetorius Oliveira: Ukulele, Lead & Background Vocals & Synthesizer
Greg Foxx: Bass, Background Vocals & Song Writing
Leslie Gravela: Guitar, Lead & Background Vocals

そして翌年、彼らのセカンドにして、ラストアルバムとなる”Footprints In The Sand”をリリースする。
この時点では、メンバーが2人参加している。
Bill Grannis: Lead Guitar & Song Writing
Guy McKeague: Drums

トラディショナルなハワイの楽曲を散りばめながらも、ハワイアン・コンテンポラリー、アイランド・レゲエ、パニオロ・ミュージック、そして、クリスチャン・ミュージックが融合されたKa’uの楽曲16曲が、この1枚に集約されてリリースされたのが、”Ka ‘Oi No: The Best Indeed”。

  1. Surf Asia
  2. Neon Moon
  3. Double Scoop of Your Love
  4. Paulo
  5. Strange Fruit
  6. Easy on the Eyes
  7. Boardwalk Angel
  8. Cut It Loose
  9. Today
  10. Lost in the 50s/In the Still of the Night
  11. Tasty Coconuts
  12. Kai Nalu
  13. She’s Got Skillz
  14. Footprints in the Sand
  15. Na Kamali`i
  16. Kapapala