その昔、ハワイ州観光局の下に、カウアイ、オアフ、マウイ、ハワイの個別の観光局があった。それぞれの行政区単位に、独自の手法で各島の魅力をアピールしていた訳だ。
当然、来訪者の多い島ほど多くの予算が振り分けられる訳で、やっぱりオアフ観光局が一番予算を持っていて、日本のハワイファンと、オアフ関連情報を紹介してくれるメディア向けに様々な形で情報を発信していた。
現在、ハワイ州観光局がallhawaiiのサイトで幅広くハワイ関連情報を発信しているが、それらのコンテンツの基本形みたいなものは、おおよそオアフ観光局のサイトに用意されていた。そんな中の一つに、ハワイの音楽文化も重要な魅力の一つと捉えて、月に一回ではあるが、多様な切り口でハワイの音楽を紹介するインターネット・ラジオ「オアフ・ラジオ」を6年間にも亘って発信していた。日本では、ネット上に音楽をアップするシステムというか法整備すらできていなかった頃に、毎回30分のノンストップ番組だった。
このCDは、そんな「オアフ・ラジオ」が始まった時期に、マウンテンアップル・カンパニーの協力でオアフ島を音楽面からアピールする目的で編集されたコンピレーション・アルバムだ。
曲のタイトルから直接的にオアフの特定のエリアを特定できるものが多いが、なかなか特定しづらい曲には、ライナーにある、アーティスト紹介のページでなんとなくなw紐付けがされていはいる。
ジャケットの”Oahu”の文字は、当時のオアフ観光局のロゴをそのまま採用している。なつかしい、、、
- Take A Walk In The Country –The Makaha Sons Of Ni’ihau
- Aloha O’ahu –Darren Benitez
- North Shore Serenade –Na Leo Pilimehana
- Take Me Home Country Home –Israel Kamakawiwo’ole
- Leiana Kiele –Raiatea
- Ka Beauty A’o Manoa –The Brothers Cazimero
- Waikiki –Amy Hanaiali’i & Willie K
- Kaimuki Hula –Ho’okena
- Kaimana Hila –Hawaiian Style Band
- Pauoa Liko Ke Lehua –Dennis Pavao
- Mehameha/White Sandy Beach –The Makaha Sons Of Ni’ihau
- Aloha ‘Oe –Sean Na’auao