Pidgin English(ピジン英語)とは、、、
それなりに”Hawaii”に通っていて、ローカルの友人などと会話する機会があれば、独特の単語やフレーズがあることに気づくはず。
それは、普通のイングリッシュ・スピーカーでさえも???となるレベルw
それが”PIDGIN(ピジン)”と呼ばれる、移民間で独自に発展した(ある種の)共通言語。
Wikipediaの説明を引用するなら:
ピジン言語(ピジンげんご、Pidgin language、または単にPidgin)とは、現地語を話す現地人と、現地語を話せず外国語を話す貿易商人などとの間で異言語間の意思疎通のために互換性のある代替単語で自然に作られた接触言語。共通言語をもたない複数の集団が接触して、集団間コミュニケーションの手段として形成される。
ハワイ語、英語、日本語、中国語、韓国語、フィリピン語など、移民たちが持ち込んだ様々な言語のスーパー・ハイブリッド言語が、”Hawaii”のピジンなのである。
Zori, MUSUBI, SHOYUに代表される現地語化した日本語系
Brah⬅Braddah⬅Brother 英語の発展系
Wahine, Kane, Mauka, Makaiなどハワイ語系
特に、代表的なフレーズ ”Da Kine”では、こんな解説もあるが、、、
DA KINE (da KINE) Da kine is the keystone of pidgin. You can use it anywhere, anytime, anyhow. Very convenient. What would we do without DA KINE? “Ey, I no can da kine if you no like da kine, too!”
わかったようでわからん、、、、けど、Da Kine(そんな感じ)w
そんなピジン・ワードをとぼけたイラストとともに辞書風にまとめて、1980年に出版されたのが”Pidgine to da MAX”
1年で10万部を売り上げ大ヒット作となったこの”Pidgine to da MAX”と、好評に応えて第2弾として出版された”Pidgin to da MAX HANA HOU!”の2冊を、出版25周年を記念して1冊にまとめ2005年に出版されたのが、この”25th Anniversary edition Pidgine to da MAX”
最近では、eBooks化された35th Anniversaryも出ているようだが、内容はほぼ同じか?と。
多種多様なハワイ文化の成り立ちの側面をうかがい知ることのできる貴重な資料でもある。
※eBooks版はレビューが悪いので要注意みたいです。